春の陣に続き、スーツ考察です。
さて、梅雨になり蒸し暑くなってきました。
私の会社では、6月からクールビズということで、ノーネクタイ・ノージャケットでの出勤が始まりました。
(と言っても客先に出向くときなどは、フル装備で行くため、会社にスーツ一式とネクタイは会社に置いてますが・・・)
とても涼しく快適なので、デメリットは何もないように感じますが、実はそこに落とし穴がありました。
アイロン掛けという壁
ジャケットを着ないということは、上はシャツのみということですが、残念ながらシャツのシワが目立ちます!
ジャケットを着ているうちは、正面だけしっかりしていれば問題なかったのに、袖・背面にも気を付けないと、かなりだらしなく見えてしまいます。
(まぁクリーニング店を利用している方には、無縁な悩みです。)
これまでは若干手を抜いても問題なかったアイロン掛けですが、暑くて大変なこの時期に、より一層の時間と汗を費やさねばならないのです。
さらに、私が愛用しているのは、鎌倉シャツです。
鎌倉シャツは、メイドインジャパンの高品質ながら6000円以下(税込み)のお手頃な価格で手に入るシャツ専門店です。(ネクタイやジャケットも売っていますが、メインはシャツのお店です。)
生地や糸の細さ(=番手・・・数字が大きくなる程細い糸)、手仕事にこだわり、細かいところでは、 ボタンには天然の高瀬貝や白蝶貝を使用しているなどのこだわりです。
また、ボタンダウン以外には、胸ポケットがなかったりとフォーマルの基準的にも安心して着れます。
サイズも1センチ単位で選べ、さらに立体的な作りで体にフィットする作りになっています。
では何が問題なのか。
体にフィットするということは、それだけ複雑な構造でアイロン掛けしにくいということなのです。
(公式ホームページで洗濯やアイロンの仕方が紹介されています。)
しかも素材は綿100%なので、シワは出来やすいです。
暑い中長時間アイロン掛けをするのは、正直キツイです。
ノンアイロンシャツで妥協か?
市販のノンアイロンシャツ(形状安定シャツ)は、安く自宅で洗濯してもシワになりません。
しかし、薬剤に漬けている為、効果はいつか切れるものです。
(アイロンやクリーニングなどで糊が落ち、効果が切れたりもします。)
また、ポリエステルを使用した商品が多く、着心地は綿には及びません。
私としては、妥協できませんでした。
新たなる希望 ー鎌倉シャツTRAVELERー
どのシャツを買おうか悩んでいた所、鎌倉シャツの中でイージーケアTRAVELERという商品があることを知りました。
綿の中にポリエステルを通す技術で、綿の着心地はそのままにシワになりにくいシャツを実現しています。
とても頼もしいクールビズの味方です。
また、綿とポリエステルの組み合わせだけでなく、麻を織り込んだ夏にふさわしい着心地の商品もあります。
あくまでもイージーケア
やはり自宅で洗濯すると少しシワになります。
ただしその部分をアイロン掛けで軽く伸ばすといった感じなので、アイロンに掛ける時間と労力はずっと少ないです。
糊付けも必要なく時短になってます。
また、クリーニングや乾燥機は推奨されません。
縮むからです。
サイズを自分の体形ピッタリで選んでおり、縮みは命取りになるので注意しましょう。
また値段も6372円から7452円と少々割高だったり、
サイズも2センチごとの展開なので、慎重に選ぶ必要があります。
ネガティブな面もありますが、個人的には品質と利便性を追求するのであれば、このシャツ一択かなと思います。
体にフィットすることは、クールビズにおいて大事なことかもしれません。
今のトレンド的にもピッタリサイズが合っています。
別の意外な落とし穴
シャツの下に着る肌着として、丸首ばかり持っていましたが、シャツの第一ボタンを開けると丸首が顔を出し、かなり主張してきます。
これは非常にダサいです。
V字の首を慌てて購入しました。
また、夏の襟・袖は、かなり汚れます。
通常の洗濯とは別に、ブラシで洗ったりと別のケアが必要です。
半袖か長袖か
今回クールビズ用に、鎌倉シャツのイージーケアを4枚購入しましたが、全て長袖を選びました。
理由としては、半袖は見た目的にあまり好みではないこと、
長袖を買えば、冬も使え、クローゼットでシャツが占める場所も少なくて済むことです。
しかし、まだ梅雨なので、気温は夏本番とまでは上がっていません。
梅雨明けし、夏の暑さに耐えれず、半袖を追加購入する可能性は、まだ残っています・・・
ちなみにズボンは、春夏用のスーツのものを使用しています。(春の陣で購入したもの)
これの欠点は、ジャケットに比べてズボンの消耗が激しいということです。
2パンツスーツやズボンだけのものを買うなどの選択が必要になってきます。
夏は始まったばかりですが、果たしてこれで乗り切れるのでしょうか。
とりあえず、やってみます!