アサシンクリード シリーズ ⅡⅢⅣ

ASSASSINS CREEDシリーズの2~4までを、8,9,10月でクリアしました。
本数は、5本と少ないように感じますが、仕事の関係上平日はできず、土日の暇な日を使って少しずつ進め、クリアに至りました。
学生の事は1週間に1本くらいはクリアできていましたが、働きだすと難しいものです。

実は5本とも学生の頃、XBOX360でプレイしておりましたが、今回はPS4でリマスター版をやってみました。
きっかけは何となくイタリアの街並みが見たくなったのと、テレビでアメリカ独立戦争の特集をやっていたことです。

エッツィオ3部作(Ⅱ・ブラザーフッド・リベレーション)

そもそもこのシリーズにおいて、同じ主人公で三作も作られるのは、このエッツィオだけです。
ゲームシステムが完成され、さらにイタリアとコンスタンティノープルの街という魅力的な舞台も相まって、完成度は一番高い三作となっております。
テレビでベネチアやフィレンツェの街並みが映ると、このゲームのまんまだなと感じてしまう程、丁寧に作りこまれています。
ルネサンス期の建築物や絵画などに興味がある人は間違いなくハマります。
(そういう意味だと「ダヴィンチコード」シリーズと似た楽しみ方ですね。)
また、個人的には暗号を解読する際に出てくる、歴史の陰謀論が好きでした。
(エジソンはテンプル騎士だったとか。)

独立戦争時のアメリカが舞台で、操作ボタンが変わったり、ミッションが単調だったり、バグも多く、一般的評価が低い作品です。
それでも私はストーリーが好きです。

ボストン茶会事件から、レキシントン・コンコードの戦い、バンカーヒルの戦いまでの流れは、実際のアメリカ史の勉強になりました。
主人公はインディアンで(実際にはイギリス人とのハーフだが)、独立側ではなく植民地側でもない視点で独立戦争を見ると、どちら側もインディアンに対する扱いはひどい。
(そもそも最初に植民をした時に、インディアンの助けが無ければ、全滅したかもしれないというのに、独立戦争の頃になると邪魔者か利用するだけの道具のような扱い。)
なのに基本的に敵も味方も主人公に説教しかしません笑
アサシンの師匠は良いとして、殺した敵からも「お前は何もわかってない」的なことを言われます。
インディアン内部でも分裂が起こり、幼いころからの親友とも決定的な溝ができてしまうなど、主人公からすると苦しい展開が多く、少し重ためなストーリーです。

また、これまでは単なる悪人としか描かれていなかったテンプル騎士が何を理想としているのかがきちんと説明されていたのも良かったです。
人によってはテンプル騎士の理想とする秩序のある世界の方に魅力を感じるかもしれません。

あとは終盤チャールズ・リーというテンプル騎士との激闘からの最期のシーンが良かったとか、(シリーズの中で、一番好きな死に様です。)
トマホークがかっこいいとかですかね。
自分の住んでいる集落に、人が定住していくのも割と楽しかったです。
個人的には世間評に反して、おススメです。

Ⅳ(ブラックフラグ)

主人公をカリブの海賊にし、Ⅲで好評だった帆船の操作をそのままメインの移動手段とした作品。
確かに海戦は楽しかったけども、回数が多いので後半は面倒に感じました。
また、絵的にはカリブの海は綺麗でした。
(やっぱりキューバとかに行きたいなと再確認。)
銃が使いやすくなったので、暗殺が楽になったのは、Ⅲと比べて良かったです。

ストーリー的には、黒ひげなどの実在の海賊がいたりと楽しめましたが、少し長く感じてしまった印象です。

総合的に言うと、アサシンクリードシリーズとは少し別ゲーといったところでしょうか。
(現代編がデズモンドではないのも一因ですね。)

シリーズがこの後もまだまだ続いているので、ボチボチやらなきゃなぁ。

エイジオブエンパイア Age of Empires Definitive Edition

今回はゲーム「エイジオブエンパイア」のレビューです。

Age of Empires Definitive Editionとは、シリーズの1作目である1997年発売の Age of Empiresのリメイク版。
選択した文明を石器時代から進化させ、人口を増やし兵士や兵器など武装したユニットを増やし、他の文明としのぎを削って争うRTS(リアルタイムストラテジー)です。

私は昔からゲームが好きで、今まで所有していたハードは・・・
スーパーファミコン
ゲームボーイ
任天堂64
PS1
PS2
ニンテンドーDS
XBOX360
PS4(→現在のメインです。)
こう書くと懐かしさがありますね。
そして、私はあまりPCゲームをやってきませんでした。
というか、1本のみしかやったことがありません。
それが今回レビューする「エイジオブエンパイア」です。

最初の出会いは、小学校高学年の頃、当時の友達の家でした。
もともとシムシティが好きだったので、このシュミレーションゲームの虜となりました。
借りたりして、1年くらい遊んでた気がします。
その後も続編が次々と作られていたのですが、当時はお金もなく、他のゲームにも忙しかったため、購入に至りませんでした。

そして昨年、そんなゲームの存在も忘れていた頃、たまたまPCをSURFACE LAPTOPに買い替え、WINDOWS STOREなるものを見ていると・・・なんとエイジオブエンパイアのリメイク版が売っているではありませんか!
しかも、グラフィックの進化したモードと当時に近いグラフィックを再現したクラシックモードで遊べ、値段も2000円と安い。
しかし購入の際に1点迷ったのは、PCのスペックが低かったことです。
購入画面で、推奨スペックと必要最低限のスペックが記載されてますが、メモリやプロセッサが最低はみたしているものの、推奨には足りませんでした。
昔遊んでいた際も、ゲームの重さにPCが負け、処理落ちで止まることが多かったです。

結局、好奇心には勝てず購入しました。

購入の際の不安は解消されたか?

まず、購入の際の懸念であった処理落ちは、ありませんでした。
しかし、遊んでいる間は、PCの駆動音が大きくなり、少々無理して頑張っているの伝わります。
当然バッテリーの減りも早いです。
まぁラップトップでゲームしているので当然と言えば当然です。
メモリも18GBくらい使用するので、人によってはネックとなります。
PCゲームがっつりやっている人のスペックは問題ないですが、私のようなライトユーザーは自分のPCのスペックと確認する必要があります。

私の結論としては、たまに遊ぶ分には今のPCで問題なし、です。

遊んだ感想

ゲームの中身の感想としては・・・懐かしいし、さらに楽しめました。
とりあえず、リメイク版なので、当然基本のルールは変わってません。
とりあえず、基本設定で遊び始めると、まず”町の中心”と”村人”のユニットが、広大なマップにランダムで設置されます。
そこから文明を大きくすると同時に、石器時代からスタートし、道具・青銅・鉄の時代まで進化させていきます。
当時の懐かしさもあり、夢中になってプレイしていると、道具の時代くらいでAIの他の文明が大人数の兵士で襲ってき、あれよあれよという間に負けてしまい、その時思い出しました。
「このゲーム難しかったんだ」と。
当時も何回も負けて、そのたびに少しずつ勝ち方を学んでいきました。
シンプルで難しい、これが長く愛されるゲームの秘訣かもしれません。
(GTAシリーズなどは、その逆かもしれませんが。)

リメイク版の進化

グラフィック・音楽、この2点は驚くべき真価を遂げています。
兵士や建物などユニットの1つ1つが、基本的なデザインは変わっていないにも関わらず、細部や細かい動きまではっきり見えるので、進化を感じる。
これはクラシックモードでも同じ事が言えます。
(個人的には新しいモードの方が気に入っています。)

また、私のPCのスペックが低いとはいえども、当時のPCよりは高いスペックなので、ユニットを増やしても処理落ちで止まることが無く、大規模な戦いも可能になった。
(ユニットの上限を250体まで増やすことが可能です。)

つまり、当時楽しかった内容をそのままに、映像と音楽をより綺麗にし、プレイヤーのストレスも軽減させたのが今回のリメイク版です。

以上のように、私はかなり楽しめたので満足ですが、当時ほどに熱中することはできませんでした。
悲しいかな、大人になって一つの物事に飽きるのが、早くなっているようです。
また、このゲームは時間をかなり食いますので、大人になって忙しくなると、中々遊ぶ時間が見つけられない事もあります。
懐かしさと同時に変わってしまった自分に対する寂しさをも、もたらしたゲームでした。